いつまでたっても、曲が終わらない!のは、誰のせい?
時々思い出される、
恩師の言葉。
今日は、その中の1つを、ご紹介します。
大学在学中に、
ピアノ指導を始めていた、
ぼく。
それを知っている恩師は、
レッスンのことも、
とても、
気にかけてくださいっていました。
師:レッスンの方は、どう?
ば:なかなか曲が仕上がらなくて、
終われないです。
師:終われないって、どう言うこと?
ば:合格(ハナマル)にしてあげられない、
って感じですかね…。
師:あぁ!よう言うこと!
ば:はい。
師:そうよねー、終わらないわね。
でも、
完璧を求めちゃダメよ。
ば:完璧を求める?
師:そう。
完璧を求めたら、一生終わらないわ。
ば:!!!
師:もちろんね、
完璧な演奏が出来ることに越したことはないのよ。
でも、
その子にとって今、必要なこと、
その子にとっての仕上がりってものが、
ある。
ば:はい。
師:そこを見つけるのが、
難しいんだけどね(笑)
あなたなら、出来ると思うわ。
ば:ありがとうございます!
やってみます。
それまでのぼくは、
ぼくにとっての完璧、
ぼくにとってのゴールを考えて、
レッスンをしていた。
でも、
この恩師の言葉を聞いてから、
ぼくは、
生徒にとっての完璧、
生徒にとってのゴールを、
考えるようになりました。
それは、
今でも、
ずっと続いています。
時々ね。
誰かの完璧を求めて、
ピアノを演奏する子に、
出会う。
ぼくは、
その子の演奏に、
その子の視点に、
ぼく自身が重なって見えるのだけど。
本当の意味で、
完璧な演奏が出来るのは、
きっと、
作曲した本人だけなんじゃないかな?
と、
ぼくは思うから。
丁寧に向き合って、
その子にとって今、
必要なこと、
その子にとっての仕上がりを、
見つけます。
…
【こころと気づきのしつもん】
Q.あなたにとっての完璧とは、なんですか?
↓
[ぼくの答え]
完璧は存在しないけど、
でも、
感じとっていくもの
あなたの答えは、なんだろう?
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